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ミステリの祭典

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黒魚都市

作家 サム・J・ミラー
出版日2020年11月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 糸色女少
(2021/05/21 23:35登録)
温暖化による海面上昇の進んだ未来、北極海に浮かぶ洋上巨大建造物クアナークに、シャチとホッキョクグマを連れた謎の女がやってきたことから物語が動き始める。
禁断のナノテクにより動物と絆を結ぶナノボンダーの最後の生き残りとおぼしきオルカ使いの目的とは?四人の視点から語られるストーリーがやがて合流し、壮絶なアクションへと雪崩れ込む。
W・ギブスンをエンタメ寄りにした作風で後半、家族小説っぽくなるあたりが独特。

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