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ミステリの祭典

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一ダースなら怖くなる

作家 阿刀田高
出版日1980年04月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 蟷螂の斧
(2021/04/27 17:45登録)
(再読)著者らしいブラックユーモアが堪能できました。
①妖虫 7点 合成樹脂を食べる虫を発見、金もうけを夢見るが・・・。発表当時はインパクトがあった。しかし今ではオチはすぐわかってしまう
②スリランカ気質 3点 その意味の説明だけかい?
③友を裏切るなかれ 9点 友と買った宝くじが当たり、友を殺してしまう。やがて刑事が来て・・・これぞ短篇のどんでん返し
④進化論ブルース 6点 結婚まじかの二人。お互い告白することが・・・思わず噴き出した。SF風
⑤結婚嫌い 7点 結婚を考えている若者に、離婚経験者が語る。結婚なんて止めた方がいいと。ほんとに「余計な」お節介をしてしまったものだ
⑥湖畔の女 6点 生き血を吸う代わりに夢を与えてくれるという謎の女性。私は血を吸われた?
⑦閉じた窓 8点 窓の外の庭に幽霊が現れる?ブラック系ホラー
⑧雪うぶめ 8点 少年期のあやまりが20年後に・・・陰鬱で重い。幻想ホラー系
⑨格子模様の夜 7点 主人公(作家)が小説の中から現実の世界へ抜け出すと・・・小説へ戻ってからのオチ
⑩女難 6点 女運のない男。死ぬときも運がない
⑪背後の女 5点 心中の片割れが幽霊に?
⑫青い瞳 6点 戦後、不明となったダイヤを探す旅へ。欲をかくと・・・

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