| 赤毛のレドメイン家 別題『赤毛のレッドメーン』『赤毛のレッドメーンズ』『赤毛のレドメイン』 |
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| 作家 | イーデン・フィルポッツ |
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| 出版日 | 1956年01月 |
| 平均点 | 6.22点 |
| 書評数 | 23人 |
| No.3 | 8点 | kanamori | |
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(2010/07/18 17:10登録) この作品も読了時の感動と現在の客観的評価の狭間で揺れる微妙な立ち位置の古典本格ミステリ。 レドメイン家兄弟を被害者とする連続殺人のプロットは、真相が透けて見えるのですが、登場人物の造形(特に真犯人)や中心となる舞台の一つ、イタリアのコモ湖畔の情景描写など、非常に文芸臭が漂い印象に残っています。 |
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| No.2 | 6点 | こう | |
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(2009/01/03 23:04登録) 海外古典で日本ではミステリの人気投票で「Yの悲劇」と1位を争っていた作品の様です。 現代では残念ながらミステリとしての瑕は多い作品だと思います。明らかにアンフェアな描写、警察官(メインは一人だけですが)のあまりにも無能な点、トリックも通用しないトリックですし、訳もかなり古いので読みにくいです。 ただ、犯人の造形については1922年作ということを踏まえると素晴らしいです。その部分は個人的には評価したいです。 フィルポッツはこれしか読んだことがないのですがヘクスト名義の作品が面白い様なのでそちらに期待しています。 |
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| No.1 | 6点 | Tetchy | |
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(2008/07/31 20:38登録) かの江戸川乱歩が『Yの悲劇』、『ナイン・テイラーズ』と並んで名作10傑として選んだだけに評価が先行している感は否めない。 彼自身、これを翻案にして『緑衣の鬼』を書いているくらいだからよほど気に入ったのだろう。 しかし、今読むとやはり古めかしく感じてしまう。 読んだのは当時大学生の頃で、あの頃はまだミステリ初心者だったから面白く読めたのかもしれない。 印象に残っているのは主人公の刑事が夕焼けか朝焼けをバックに事件の当事者の婦人と出会うシーン。 あのシーンの描写はさすがアメリカ文芸の大家だなと思わせる鮮烈さを感じた。 |
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