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ミステリの祭典

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愛なんてセックスの書き間違い

作家 ハーラン・エリスン
出版日2019年05月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 HORNET
(2021/01/17 17:06登録)
 著者は有名なSF作家らしく、本作はそのエリスンのSFではない初期の短編を集めたものということ。
 作品により多少の雰囲気の違いはあるが、概ねセックス、金、暴力が飛び交うアメリカの俗文化というイメージで、短絡的でわかりやすいものもあれば、持って回った言い方の連続で話がつかみにくいものもあった。ただどの話もテンポよく展開していき、一話一話はそう長くないので苦なく読み進めることができる。
 読み慣れてきたからか、「クールに行こう」「人殺しになった少年」「パンキーとイェール大出の男達」などの後半の方の作品が印象に残った。

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