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ミステリの祭典

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ラベンダー・ティーには不利な証拠
お茶と探偵シリーズ

作家 ローラ・チャイルズ
出版日2020年11月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 nukkam
(2020/12/11 22:52登録)
(ネタバレなしです) 2020年発表の「お茶と探偵」シリーズ第21作です。冒頭の謝辞で「まだまだたくさんの<お茶と探偵>シリーズをお届けすると約束します!」と意気盛んで、よほどの人気シリーズなんでしょうね。今回は狩猟パーティーの最中の銃殺事件の謎解きです。定番のお茶やお茶菓子の描写は変わらずの充実で、デビュー作から発揮されている洗練された文体も安定しています。謎解きが残念レベルなのも相変わらずで(笑)、あの人を疑いこの人を疑いと焦点が定まらないのはまあ謎を深めようとしていると好意的に捉えますがあまりにも棚ぼた式の解決にはもはやあきらめのため息しか出ません。

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