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ミステリの祭典

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だからミステリーは面白い 対論集
井沢元彦

作家 評論・エッセイ
出版日1995年03月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 斎藤警部
(2020/11/28 09:03登録)
井沢元彦と雨の会有名どころメンバー、高橋克彦、宮部みゆき、大沢在昌がそれぞれ一対一で繰り広げる愉しいおしゃべり。意地悪な井沢、粗削りな高橋、やさしい宮部、締まった大沢、みな見た目通りのキャラクターで創作プロセスや業界裏話を際どくならない範囲でゆるゆると語る、寝転がって気楽に読むのが正解の甘口本。最後の井沢対編集部だけはほんのり辛口。リラックスし過ぎの脳波でスイスイ読んじゃう、やっぱりミステリーは面白いんだな、と何故かしみじみ思うが、それも当たり前過ぎてすぐ忘れそうな本。だから、今のうち愛しんでおこう。

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