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ミステリの祭典

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暗号のレーニン

作家 藤本泉
出版日1984年11月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 虫暮部
(2020/09/03 12:55登録)
 普段あまり読まない舞台設定ゆえ、'80年代ソビエト連邦と言う排外的社会の有り様は興味深い。過去を背負う諸々の登場人物にも味がある。ミステリ及びサスペンス作品としての冴えはいまひとつ。暗号はヒントを判り易く示し過ぎだが、それ自体がテーマではないのでまぁいいか。

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