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ミステリの祭典

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奇妙な相続人
女私立探偵シャロン・マコーン

作家 マーシャ・マラー
出版日1995年08月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点
(2020/08/12 23:17登録)
徳間文庫から出ていたシャロン・マコーンのシリーズは、本作で途切れることになってしまいました。本作の後9年近くたってから、かなり新しい『沈黙の叫び』が講談社から出版されただけ。
ミッシング・リンク系の連続殺人を背景に、殺された会計士の遺言で指定された遺産相続人を探す依頼をシャロンは受けることになります。邦題はその相続人たちのことですが、原題 “Trophies and Dead Things” は、相続人の一人に指定された弁護士の作った気持ちの悪いオブジェ、弁護士自身は「わたしの宝物(フェティッシュ)」と呼んでいますが、それを見た時にシャロンが思いついた言葉で、「戦利品と死骸(むくろ)」と翻訳されています。これが比喩的な意味を持つことになるわけです。
前半はちょっと地味すぎる展開ですが、最後の方になると殺人犯とシャロンの銃の撃ち合いなど、アクション度もかなり高くなり、楽しめます。

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