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ミステリの祭典

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トップラン 第4話 クイズ大逆転
トップランシリーズ

作家 清涼院流水
出版日2000年10月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 メルカトル
(2020/07/13 22:30登録)
トップラン・テストに関するすべての秘密が解き明かされる時が来た。「よろず鑑定師」貴船天使の紹介で、音羽恋子たち関係者一同は「少年狼」と衝撃的に出会う。時間と大金を賭けた嘘つき勝負「一巻の終わりクイズ」をめぐり、虚々実々のかけひきが繰り広げられる。舞台は整い、役者は揃った。盛り上がり最高潮の書き下ろし文庫シリーズ第4話。
『BOOK』データベースより。

第2話第3話に比べると、ストーリーの広がりが感じられ、やや盛り上がったのではないかと思います。前半はそれまでの経緯と貴船と対決するまでの説明に費やされ、シリーズを通して読んできた者にとっては特記べき点は見当たりません。しかし、恋子とその家族、友人対貴船天使、少年狼の構図はサスペンスフルで読み応えがあります。クイズ対決はそれぞれが嘘か本当かをその場で証明できる、本人にしか分からない告白をし、その真偽を賭けて大金と時間とを奪い合うというもの。

新たな少年狼という登場人物が現れることにより、物語は劇的に面白くなってきました。更には第5話で真打とも言えそうな、キツネ目の天才少女も出てきて、一層盛り上がることを期待しています。
最後の第6話まで読んで、果たしてどんな結末が待っているのか、長々と読まされて拍子抜けしないことを祈るばかりです。

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