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ミステリの祭典

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湘南アイデンティティ
十津川警部シリーズ

作家 西村京太郎
出版日2007年02月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 蟷螂の斧
(2020/06/26 20:30登録)
裏表紙より~『小田原に住み、湘南ライナーで新橋の経済研究所に通勤する武藤の前に現れた美女・小早川恵。彼女は武藤に、週に一度、平塚にある自分のマンションで一夜をともにしてほしい、ただしセックスは抜きで、と持ちかける。恵はこうして、川上、大杉、岸川、仲という湘南に住む五人の三十代エリートに声をかけ、それぞれ月曜日から金曜日まで「一夜同棲契約」を結ぶ。岸川の美人秘書が殺され、捜査に乗り出した十津川警部の元に、恵と男たちの奇妙な関係を記した報告書が届く。一方、恵の魅力に翻弄された岸川は、他の男たちに恵をレイプしようと持ちかける。 』~

折原一氏の小説(天井裏の散歩者、奇術者あたり)を読んでいるような気になりました。彼女の争奪戦です。もちろん叙述ものではありません。ところが十津川警部登場にもかかわらず、肝心の推理も捜査も何にもないのです(苦笑)。謎といえば誰が興信所へ調査を依頼したか程度。これも見え見えで・・・。残念至極。

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