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ミステリの祭典

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2001年宇宙の旅

作家 アーサー・C・クラーク
出版日1977年05月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 蟷螂の斧
(2020/06/21 20:37登録)
裏表紙より~『三百万年前の地球に出現した謎の石板は、原始的な道具も知らないヒトザルたちに何をしたのか。月面で発見された同種の石板は、人類に何を意味しているのか。宇宙船ディスカバリー号のコンピュータ、ハル9000はなぜ人類に反乱を起こしたのか。唯一の生存者ボーマンはどこに行き、何に出会い、何に変貌したのか…。』~
不朽の名作であるSF映画(スタンリー・キューンブリック監督1968年)の原作。映画は難解でした。原作により、ある程度、不明だった謎は理解することはできましたが、やはりラストは理解できませんでした(苦笑)。著者は「もしだれかが『2001年宇宙の旅』を完全に理解したら、私達は失敗したことになる。」と言っているのでOKみたいです(笑)。映画との相違点~地球の石板(モノリス)は透明(映画は黒)宇宙船ディスカバリー号は土星(映画は木星)を目指す。映画では、透明な石板と土星の環を製作するのが難しかったらしい(CGがまだない時代)。なお、映画はSF映画のマイベストNO.1です。

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