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ミステリの祭典

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愛と悔恨のカーニバル
「アーバン・リサーチ社」シリーズ

作家 打海文三
出版日2003年03月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 レッドキング
(2020/06/10 06:15登録)
「アーバンリサーチ社」シリーズ第五弾。ヒロインの少女探偵が11歳の時に出会った初恋の美少年。再会は二人が19歳の時だった。極度に凄惨な猟奇殺人のハードボイルドバイオレンスにして、13歳違いの美しい姉弟の秘密を巡るホワイダニットミステリ。
「女は不安にかられて女になる・・赤いランドセル、スカート、可愛らしい下着。男も不安から男になる・・会議室で居酒屋でフットボール場で、男達は「肛門性交やりまくってる」、だが男が本当に望んでいるのは、お袋とやること、イヤ、お袋に犯されること・・・」 姉弟相姦の果てにあった究極のエロチシズムは、破滅的にして美味なる死への陶酔だった。

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