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ミステリの祭典

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山椒魚戦争

作家 カレル・チャペック
出版日1956年01月
平均点8.00点
書評数1人

No.1 8点 虫暮部
(2020/06/02 12:11登録)
 昔の風刺SFだが、古さを理由に手加減して読む必要は感じなかったし、発表当時の世界情勢など特に意識しなくとも作品自体が純粋に面白い。グロテスクなイメージの山椒魚が愛らしく感じられ始めた、かと思うと当初とは別のニュアンスでグロテスクに変わり、それはつまり人間の鏡像である。と、ざっくり言ってしまえばありがちなアイロニーだが書き方が巧みなので読まされてしまう。

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