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ミステリの祭典

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悪女の手記

作家 石川達三
出版日1956年01月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 蟷螂の斧
(2020/05/17 22:05登録)
(再読)~喬子は私生児。母親は男に弄ばれ喬子を産んだ。その彼女も母と同じように騙され子供を産む。終戦後の貧しい時代であった。やがて彼女の心に男社会への復讐心が芽生えてくる・・・。弁護士への書簡という形式で物語は進む。~現在ならば、どうということのないような物語である。彼女を悪女と呼べるかどうかもあやしいものである。まさに「純な時代」だった。(1961年作品)

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