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ミステリの祭典

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偽画

作家 松下麻理緒
出版日2020年03月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 蟷螂の斧
(2020/04/13 20:53登録)
裏表紙より~『「知られざる傑作がある」と言い残し、世界的にも有名な画家・山岡がこの世を去った。さらに、傑作を預かっていた医師までも死亡する。両者とも、死の直前に会っていた人物は、山岡の妻である美弥子だった。学芸員の由紀は、山岡の回顧展を成功させるため、近づこうとするが、それは殺人事件の動機を解き明かし、山岡夫人の秘密を暴くことになる。1枚の絵を巡り、人々の思惑が複雑に絡み合うサペンス・ミステリ。』~

犯人は見え見えなので、動機は?ということになります。帯の「ラスト25ページの大どんでん返しに驚愕!!」とまではいかないけれど、まずまず面白かった。絵画の真贋については、もう少しページを割いて欲しい気がした。そうすれば絵画ミステリーとして、より一層面白くなったのでは?。

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