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ミステリの祭典

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七不思議探偵アマデウス! モーツァルトはミステリーがお好き?

作家 如月かずさ
出版日2019年11月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 まだ中学生(仮)
(2020/04/05 09:25登録)
「音楽室の肖像画の目が動く」「校庭の銅像は夜中になると歩き出す」など、皆さんの学校にも「七不思議」のような噂はなかったでしょうか?
本書はまさにその妖しい「七不思議」と一緒に、小学6年生の浅里エリカが学校で起こるさまざまな事件を解決するコミカルなミステリシリーズの第一巻。
転校生のエリカが音楽室の壁の肖像画モーツァルトに話しかけられることから始まり、美しい音楽教師の悩みや校庭に捨てられたラブレターの謎など3事件を解決する。幽霊司書や開かずの教室の少女など七不思議の面々もユニークで楽しいが、悩める誰かのために真剣に謎に取り組むエリカの優しさにほっとさせられる。

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