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ミステリの祭典

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長く孤独な狙撃

作家 パトリック・ルエル
出版日1987年04月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 ことは
(2020/04/11 21:28登録)
情景描写は雰囲気はいい。
でもどこか、まとまりに欠ける。
主人公の設定、背負っている過去は重く、物語の本筋は、重いスパイ小説だ。しかし、本筋の脇で流れる、恋人と、その家族の話は、非常に家庭的。対象の妙を狙ったのかもしれないが、逆にちぐはぐに感じる。
ラストから考えても、全体をもっと重い感じにしたほうが、よかったような気がするなぁ。

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