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ミステリの祭典

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メゾン・ド・ポリス3 退職刑事とテロリスト
メゾン・ド・ポリスシリーズ

作家 加藤実秋
出版日2019年02月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 makomako
(2020/02/01 07:26登録)
 シリーズも第3作となり読む側も大分親しさが増しました。
 今回は初めての長編です。
 テロリストというけど勿論国家混乱を狙うような大したテロリストではなく、初めは愉快犯とも思われる偽装爆弾程度だが、最終的には多少の殺傷力を持つ爆薬も仕掛けられます。
 元刑事のおじさん方の活躍が主体で、それに新米女性刑事が絡むといった話は相変わらずですが、親しさが増してきたとともにちょっと飽きてきたのも否めません。
 読んでいる間はそれなりに面白いです。時間つぶし程度なら絶好でしょう。
 読んでしまえば多少ふんわかして気分がよく、決して悪いお話ではありませんが、読んでしばらくすると内容を忘れてしまいそうな感じです。そろそろぼけてきたせいもあるかもしれませんが。
 次の4作で終了のように思われますがこのあたりで打ち切りが妥当でしょう。

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