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ミステリの祭典

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ミカイールの階梯

作家 仁木稔
出版日2009年05月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 糸色女少
(2020/01/26 09:05登録)
現代文明崩壊後の未来史を語るシリーズの第3弾だが、話は独立しているので、いきなり本書から読んでも大丈夫。
27世紀の南米を描く「グアルディア」、23世紀の中米を描く「ラ・イストリア」に続き今回は、25世紀半ばの中央アジア(現代のウイグル自治区あたり)が舞台。
旧世界のテクノロジーを守るミカイリー一族をめぐる戦国絵巻に、骨肉相食む陰謀劇や、遺伝子改造によって誕生した戦闘美女同士の対決が絡む。異文化の混合から生じる野蛮な力に満ちたダイナミックな未来時代劇。

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