home

ミステリの祭典

login
草祭

作家 恒川光太郎
出版日2008年11月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 sophia
(2020/02/07 20:51登録)
これはよく分かりませんでした。あくまで雰囲気を味わう作品なのでしょうか。5つの話は別個に成立し得て、「美奥」という地名で無理やりまとめた連作短編集という感じがします。「風の古道」や「神家没落」と似た話もありますし、「天化の宿」などはすごく面白くなりそうでならず残念。どうもこの作家さんの限界が見えてきたような。このまま読み続けて行っていいものかどうか。「夜市」や「秋の牢獄」や「銀の船」のような起承転結がはっきりしており切れ味の鋭い話が読みたいのですが。

1レコード表示中です 書評