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ミステリの祭典

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48億の妄想

作家 筒井康隆
出版日1976年12月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 虫暮部
(2019/11/30 16:13登録)
 テレビ文化の爛熟、インターネットの普及、動画サイトやSNSの台頭――おそらくこの作品はことあるごとに“未来を予見していた”と評され続けてきただろう。私も同じことを呟いて溜息を吐くしかない。
 冷静に考えれば、テレビと言うメディアの性質からして、それをデフォルメして現実と虚構の混乱を描く作品が登場するのは時間の問題だったと思うが、最初の矢で正鵠を射抜いた本作はやはり見事だ。
 個人的にツボだったのは某若手スターの喋り方。“欣喜雀躍神社仏閣!”ラッパーかい。

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