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ミステリの祭典

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コピーフェイス

作家 サンドラ・ブラウン
出版日2016年10月
平均点9.00点
書評数1人

No.1 9点 蟷螂の斧
(2019/11/12 18:51登録)
裏表紙より~『私は別の女性の運命を生きることになった。あの恐怖の瞬間から―飛行機墜落後、収容された病院で上院議員候補夫人と取り違えられたTVリポーターのエイブリー。形成手術によって夫人の顔に変貌した彼女の耳には病床で聞いた「夫を殺す」の一言が残っていた。この家族は何かが狂っている…夫人になり代わったエイブリーを待っていたのは驚愕の真相だった。』~

飛行機事故で他人と間違えられるという導入部分はウィリアム・アイリッシュ氏の「死者との結婚」に似ています。その後の展開は選挙戦、家庭問題、恋愛、そして殺人計画などバラエティに富んでいます。エンタメに徹し、かつサスペンスフルなストーリーは楽しめました。ラブ・サスペンスの名手ということで、ラブ・シーンはかなり濃厚です(笑)。NHKでドラマ化されたそうですが、その辺は当然カットでしょうね。

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