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ミステリの祭典

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リヴァイアサン クジラと蒸気機関

作家 スコット・ウエスターフェルド
出版日2011年12月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 まだ中学生(仮)
(2019/08/26 20:02登録)
1941年のサラエボ事件で幕を開ける。暗殺された大公夫妻の息子アレックスは忠実な家臣と共にストームウォーカー(二足歩行戦闘メカ)で脱出。一方、男装して英国海軍航空隊に志願した少女デリンは、クジラを遺伝子改造した巨大飛行獣リヴァイアサンに搭乗。やがて二人は意外な場所で出会う。
遺伝子改造兵器に頼る(ダーウィニスト)陣営と蒸気機関を発達させた(クランカー)陣営が対立するもうひとつの第一次世界大戦を背景に、血湧き肉躍る冒険が展開する。米国版ライトノベルと言えなくもないが、史実をうまく使い、大人の読者も楽しませてくれる。

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