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ミステリの祭典

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金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲
赤川次郎、有栖川有栖ほか

作家 アンソロジー(出版社編)
出版日2002年06月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 まさむね
(2019/07/01 22:16登録)
 タイトルどおり金田一耕助への愛(むしろ横溝正史先生への愛かも)に溢れたアンソロジー。筆者は、五十音順で赤川次郎、有栖川有栖、小川勝己、北森鴻、京極夏彦、栗本薫、柴田よしき、菅浩江、服部まゆみの9名です。
 バラエティには富んでいますが、出来栄えは作品によってマチマチといった印象。正直、ちょっと評価し難い短編もありましたね。
 個人的ベストは、パロディとして楽しかった北森鴻氏の「ナマ猫亭事件」でしょうか。動機の脱力さ加減が秀逸でした。

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