ランポール弁護に立つ 法廷弁護士ホレス・ランポール |
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作家 | ジョン・モーティマー |
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出版日 | 2008年08月 |
平均点 | 6.00点 |
書評数 | 1人 |
No.1 | 6点 | 空 | |
(2024/05/16 23:35登録) 自身がバリスタ―(法廷弁護士)でもあったモーティマーの、弁護士ホレス・ランポールのシリーズ第1作です。訳者あとがきによれば、このベテラン弁護士はまずモーティマーが脚本を書いた1975年のテレビドラマに登場したのだそうで、それが評判になり、小説化が出版され…という流れだそうです。ちなみにあとがきにもある作者の処女作 “Charade”(1947)は、あのオードリー・ヘップバーンの映画とは関係ありません。 6編、いずれも「ランポールと~」のタイトルが付いていますが、これは原題も同じです。コメディ・タッチですが、思っていたよりも謎解き度、意外性の高いものもありました。ペリー・メイスンみたいな、ランポールが勝った事件だけを描いたものではないのが、おもしろいところです。中心となる事件以外の要素がかなりあり、裁判が終わった後の家庭的な出来事などにもかなりページが割かれています。 |