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ミステリの祭典

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L特急踊り子号殺人事件
十津川警部シリーズ

作家 西村京太郎
出版日1984年05月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 mediocrity
(2019/05/05 00:12登録)
70~90ページ程度の短編3作。2作目はイマイチ、他の2作は水準か。
『L特急踊り子号殺人事件』
犯人と一緒にいたという証言者と最低でも30分程度離れていたことになり、その部分はちょっと無理があると思った。それを除けば短編の割に工夫が多くて面白い。
『特急しらさぎ殺人事件』
事件が起こって淡々と捜査が進むだけ。正直面白くない。デッドセクションなる物の存在を知れたのが一番の収穫か。
『振り子電車殺人事件』
有栖川氏の『やけた線路の上の死体』と似たネタ。あちらの方が話は面白いけど、トリックのフィージビリティはこちらが上だ。

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