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ミステリの祭典

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到達不能極

作家 斉藤詠一
出版日2018年09月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 蟷螂の斧
(2019/04/13 20:04登録)
「BOOK」データベースより~『二〇一八年、遊覧飛行中のチャーター機が突如システムダウンを起こし、南極へ不時着してしまう。ツアーコンダクターの望月拓海と乗客のランディ・ベイカーは物資を求め、今は使用されていない「到達不能極」基地を目指す。一九四五年、ペナン島の日本海軍基地。訓練生の星野信之は、ドイツから来た博士とその娘・ロッテを、南極にあるナチス・ドイツの秘密基地へと送り届ける任務を言い渡される。現在と過去、二つの物語が交錯するとき、極寒の地に隠された“災厄”と“秘密”が目を覚ます!』~

第64回江戸川乱歩賞受賞作。ジャンルが悩ましい。ジャンルを書くとネタバレになる?と思ったが、紹介文に”冒険×SF×ミステリー”とあり、とりあえず「冒険」に一票。乱歩賞のイメージとは、かなりかけ離れた作品ですね。冒険部分は十分楽しめましたが、後半のSF的部分は?マーク。恋愛要素をもっと強く押し出した方が良かったかも。

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