語り屋カタリの推理講戯 |
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作家 | 円居挽 |
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出版日 | 2018年02月 |
平均点 | 6.00点 |
書評数 | 1人 |
No.1 | 6点 | mediocrity | |
(2020/03/07 18:59登録) 本来は推理ゲームなのだが、最終章以外は誰かが死ぬ。デスゲームミステリ。 ・who 状況説明なしでいきなりよくわからない世界に放り込まれるのでとまどう。序章を作って少し説明を入れた方が良かったのではないだろうか。 この章はストーリーも謎もいまひとつ、というか状況を把握する前に終わっちゃった感じ。 ・how 2章目なので設定に戸惑うことはなかった。正解の方は簡単すぎる気がするが、でたらめの方が面白かった。 ・why 設定の周知不足を感じた。ランプが付くタイミングについて、それが問題になる以前にどこかで言及があったかな?てっきりゲームが終わった後に点灯するのだと思っていた。私が見落としているなら申し訳ないです。 あと『丸太町ルヴォワール』の時にも思ったけど、後半の名前の件に関してはちょっとくどすぎて辟易します。またそのパターンで、またどんでん返しかと。 ・where ぶっ飛んでいて良かったと思いますが、実際にあの状況を作ったら、自分の体がああいう状況になっていることに気付かないのかな? ・when・what ストーリー的には重大事件が起きるが事件自体は小粒。続編への準備か? |