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ミステリの祭典

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超特急つばめ号殺人事件
十津川警部シリーズ

作家 西村京太郎
出版日1983年12月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 蟷螂の斧
(2018/11/09 11:51登録)
裏表紙より~《「特急『つばめ』で、恐ろしいことが……」不可解な匿名の手紙が警視庁に届いた。往年の名列車を再現して走る特別列車(イベント・トレイン)での事件の予告、そして招待客の連続殺人! 十津川警部の推理は、43年前この列車内で起こったある事件に行き当たった。大胆な状況設定と意表をつくストーリー展開の、傑作トラベル・ミステリー!》~

昭和15年の記念列車「燕号」に関する手記と昭和58年の特別列車「つばめ号」(現在)が交互に語られます。「燕号」では、ある人物が車内から行方不明となった謎、「つばめ号」では連続殺人犯は誰かの謎で引っ張ります。時刻表トリックは無いので読み易かったですね。戦時下の物語でもあり、今では考えられないような事件(背景)で楽しめました。

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