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ミステリの祭典

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恐怖の呼び声

作家 ウィリアム・カッツ
出版日1987年01月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 蟷螂の斧
(2018/11/04 10:43登録)
裏表紙より~『最初の夫を失い、再婚でつかのまの幸福を得ながら、今度は一人娘までも事故で失って悲嘆にくれるクリスタ。だが、死んだ娘の声が、思いもかけぬ事故の真相を彼女に告げる。しかも娘の溺死した湖には、まごうことなき殺人事件の証拠が残されていた。死者と交信してしまった彼女は、その告発をどう証明すればいいのか。犯人を暴くことはできるのか。恐怖と戦慄の長編小説。』~

三分の二を超えたところから裁判が始まります。‟死者との交信”を審判員がどう判断するのかが本作品(1979年)の読みどころです。検事と弁護士の駆け引きは楽しめました。「恐怖の幻影」(同著、1981年)に引き続き読んだため混乱をきたしました(苦笑)。内容が似ている点や、同じ人物(精神科医、新聞記者)が登場したためです。

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