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ミステリの祭典

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離島ツアー殺人事件
改題『紺碧は殺しの色』

作家 辻真先
出版日1979年12月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 パメル
(2018/08/19 01:22登録)
のちに「紺碧は殺しの色」と改題された作品。
神の聖域を守ろうとする村民たちと、レジャー事業で一儲けしようと土地買収をもくろむ商社と不動産会社。そんな折、不動産会社社長の関係者が殺される。
思わせぶりなプロローグから何気ない会話、事件直前のさりげない描写、他愛のないエピソードなど散りばめられ伏線が後半に一気に収束し意外な真犯人に導く点は好印象。
ただトリック自体は、大したことないし会話がやたらとエロい方向に脱線している点は不満。(エロ会話はちょっとくど過ぎます)

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