home

ミステリの祭典

login
ハイパープラジア 脳内寄生者
改題『最後の記憶』

作家 望月諒子
出版日2008年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 虫暮部
(2018/08/02 11:45登録)
 タイトルそのままの話。厳しく言うなら前半は想定内の内容を丁寧に説明しただけ。
 思考が混乱して行く様を本人の一人称で書く試みについて、健闘してはいるが踏み込み不足なところも。“忘れた”と記述している時点で忘れていないよね……。
 全体的に、“品の良さ”という枠組みの中に押し込めてしまった感じで、そこが物足りない。

1レコード表示中です 書評