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ミステリの祭典

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さよなら、わるい夢たち

作家 森晶麿
出版日2018年02月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 虫暮部
(2018/04/04 11:33登録)
 視点人物を始めとして登場人物が非常にステロタイプで、ストーリーの8割までは退屈なのであるが、残り2割が鮮やかな逆転劇。さほど長くもないし、投げ出さず読み切るだけの価値はある。しかし、構成上の必然なのは判るが、前半ももう少し何とかならなかったのだろうか。他の作品で駆使していた技巧的な文体を封印しているのも不満だ。

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