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ミステリの祭典

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京都ー宇奈月トロッコの秘湯殺人事件
温泉殺人事件シリーズ

作家 吉村達也
出版日2008年09月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 MS1960
(2018/03/17 14:57登録)
<ネタバレあり>
トラベル本格推理。以下の点に違和感を感じた。
・教授夫人の人物像が前中半と後半で全く異なること
・最後に女子学生二人が自殺するが、なぜこの程度のことで自殺するのか不自然
但し、物語としては面白かった。警部と刑事の掛け合い漫才的なやり取りも面白い。多少、黒部のトロッコの部分の説明が長く、作者の思いが感じられたものの冗長感が否めない。最後の女性二人の対決の場面が見もので、緊迫感がある。

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