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ミステリの祭典

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宮辻薬東宮

作家 アンソロジー(出版社編)
出版日2017年06月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点
(2018/03/01 13:07登録)
宮部、辻村、薬丸、東山、宮内、豪華5人によるリレー形式のホラーアンソロジー。
リレーといっても話のつながりは希薄。

ホラーとして楽しめるのは、宮部、辻村の2作品ぐらいかな。薬丸はその次ぐらいか。
最も期待したのが東山氏だったがこれはイマイチ。初ホラーなので気負いがあったのか?
宮内作品は、他と違ってホラーらしさはない。でもそれがよかった。

慣れていないのか、現実感のないホラーにはなかなか入り込めない。それは宮部さんの短編を何作か読んでわかっていたはずだが・・・
新津きよみ氏みたいな、サイコホラー的な作品のほうが自分には合っていることを再認識した。

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