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ミステリの祭典

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痴漢冤罪

作家 新堂冬樹
出版日2017年11月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 人並由真
(2018/01/09 12:00登録)
 それぞれ過去に心に傷を負いながら、悪党として生きることを選択した二人の男の闘い。
 新堂作品はあまり読んでないんだけど、これは良い意味で、一回も視聴をやめられない深夜23時枠のよく出来た連続テレビドラマを観るようで実に面白かった。
 後半の脇役の使い方が一部ストーリーの駒的になっているあたりとか、ラストが少し弱いのはナンだが、それでも十分に読み応えある一冊。

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