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ミステリの祭典

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ローズマリーの息子

作家 アイラ・レヴィン
出版日1998年06月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 蟷螂の斧
(2017/08/28 17:21登録)
「ローズマリーの赤ちゃん」(1967年)の30年後に発表された続編。前作でローズマリーは悪魔教団に呪いをかけられ昏睡状態となったのですが、27年ぶりに目を覚まします。当時6歳だった息子は33歳に。そして悪魔の子であるアンディは平和運動組織の指導者として全世界の人々から愛されていました。しかし、ローズマリーは、アンディに悪魔の血が半分流れていることが不安であり、またアンディが時々本性を現すことで徐々に疑心暗鬼になっていきます。やがて2000年の祭典(全世界同時にローソクを灯す)でクライマックスを迎えるのですが・・・。結構楽しめたのですが、ラストが残念です。

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