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ミステリの祭典

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房総・武蔵野殺人ライン
壮&美緒 旧題『南房総・殺人ライン』

作家 深谷忠記
出版日1988年09月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 パメル
(2017/06/12 19:30登録)
タイトルからするとトラベルミステリのように思えるが実は本格的な法廷ミステリ
それにしてもこの作者は●●・●●殺人ラインという安易なタイトルが多いですね
「もう少し考えれば」とお節介を焼きたくなる
旅情味は無くそしてアリバイ崩しやトリックで楽しめるわけでも無く地味な印象は否めない
事件の様相が新証言により次から次へと変化していく展開で巧みなミスリードにより真犯人に中々たどり着けないように仕組まれている
ある人物の関係性が突然露になり推理する余地が無い点は残念だが意外性には驚かされる

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