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ミステリの祭典

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神の時空 京の天命
神の時空シリーズ

作家 高田崇史
出版日2017年04月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 makomako
(2017/04/30 18:37登録)
神の時空シリーズもこれで終了。お話としては1週間足らずの時間ですが、これが8巻という大著となって、ようやく終了となったといった感じです。
このお話はおしまいはきっとこうなるということがほぼ約束されたようなものですので、意外な感じは全くありません。
まあ気分よく終わったといったところでしょう。
本格推理としたら、ずい分無理があるのでファンタジーととらえるべきなのでしょう。
すごい事件が短期間で日本のあちこちに起きているのに、何故か一般人はあまり気付いていない。こんな事件ならテレビなどマスコミは大騒ぎで一日中特番だ、といったことは言いっこなしで読めばそこそこ面白いです。
ただ火地という爺の幽霊の話はこんかいはことにくどくてめんどくさい。これが長々と書かれているのを好ましいと思うかばかばかしいと思うかで、この話が楽しめるかが決まりそうです。
私は薀蓄が好きなのでまずまずでしたが。

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