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ミステリの祭典

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モラルの罠

作家 夏樹静子
出版日2003年02月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 斎藤警部
(2017/01/29 18:01登録)
21世紀初頭(2002)のソーシャル・イシュー(特に民生ハイテクにおけるセキュリティ問題)を取っ掛かりとし、割と日常の中にヒョィと飛び込んでくるダークマターを描いた、統一感ある短篇集。全体表題から伺える様に、煎じ詰めれば心の問題がベースとなる物語ばかりで、たとえテクノロジーがずっと進化した後でも内容が古びはしない。(と言っても私が読んだのは発表からまだ4年後、大昔の2006年ですが..) 古びないからと言って、内容がさほど優れているわけでもないと思いますけど。。合格点の域。

モラルの罠/システムの穴/偶発/痛み/贈り物

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