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ミステリの祭典

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鬼警部アイアンサイド

作家 ジム・トンプスン
出版日2005年05月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 蟷螂の斧
(2017/01/28 12:21登録)
裏表紙より~『何者かが放った一発の銃弾がサンフランシスコ市警察の敏腕刑事ロバート・アイアンサイドから下半身の自由を奪ってしまった。だがその手腕を見込んだ警察は、彼を顧問として迎え、手足となる三人の部下を与える。車椅子を駆り、卑劣な犯罪との闘いの日々は続く…謎めいた脅迫事件、有力者の息子が起こした轢き逃げ事件、そしてアイアンサイドの部下マークが関わる傷害致死事件。鬼警部を窮地に追いこむ事件の連続、その背後でほくそ笑む黒幕とは?』~

謳い文句にノワールの巨匠が人気TVシリーズのオリジナル・ストーリーを書き下ろしたとありますがイマイチでしたね。アイアンサイドの「善」を前面に出したため、著者の特徴である「悪」が引っ込んでしまった感じ。プロット、キャラクターもいま一歩といったところ。動機、犯行方法もすっきりしない。

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