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ミステリの祭典
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月と太陽の盤
碁盤師・吉井利仙の事件簿
作家
宮内悠介
出版日
2016年11月
平均点
6.00点
書評数
1人
No.1
6点
虫暮部
(2017/01/03 11:16登録)
『盤上の夜』応用編のような、但しSF要素は皆無の連作。表題作で殺人事件を扱ってミステリ度が上がったのにそのあと人情話みたいな2編で幕、と煮え切らない。というか作者のミステリに対するこだわりはあまり感じられず、囲碁の周囲の人の営みを描くのにミステリの枠組みを利用した感じ(悪いことではない)。文章は巧みだし味わいはあるが、同じ作者のSF作品ほど凄くはない。
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