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ミステリの祭典

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幻の女

作家 五木寛之
出版日1968年01月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 蟷螂の斧
(2016/11/08 22:00登録)
(再読)著者の作品「蒼ざめた馬を見よ」が登録されたのを機会に本作もということで・・・。表題作「幻の女」は女性の生理をメインにした珍しい作品です。デパートの売り上げを伸ばすため、生理休暇を1ヶ月停止するというもの。女性陣は当然反対するのですが、工作に負けてしまい、ある条件を飲むことになります。そこで主人公の女性が取った行動とは・・・。この作品の表紙はムンクの「叫び」です。作中のラストでも、ムンクの「叫び」を夕焼けの情景となぞらえて効果をあげていると思いました。なお、大河小説「青春の門」の続編を、新年より23年ぶりに再開するとのことです。84才お元気ですね。

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