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ミステリの祭典

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殺人者は夜明けに笑う

作家 香川由美
出版日2012年07月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 蟷螂の斧
(2016/10/23 22:15登録)
「そして誰もいなくなった」の映画化が決定し、その撮影が開始されると同時に殺人事件が起こるというものです。倒叙形式なので犯人は最初から読者にはわかっています。謎は死体がどうしてハリウッド広告塔にぶら下がったかという派手なものです。誰が実行したのか犯人にもわかりません。なかなか犯人の思惑通りにいかないところなどは楽しめました。しかし、謎が謎ではなくなってしまうという瑕疵がありました。読み込みが甘いのかもしれませんが・・・。当然、原作については、ネタバレのオンパレードです(笑)。

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