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ミステリの祭典

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未亡人クラブ
エリー・ハスケルシリーズ

作家 ドロシー・キャネル
出版日1992年09月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 nukkam
(2025/12/13 19:02登録)
(ネタバレなしです) 1988年発表のエリー・ハスケルシリーズ第2作の本格派推理小説です。エリーは私立探偵の姉妹から不思議な話を聞かされます。この数年、死因が殺人と特定されないものの夫の早死にが増えていて、後家暮らしを望む妻のために夫を始末する未亡人クラブという組織があるのでその黒幕の正体を暴く手伝いをしてほしいとエリーは頼まれます。そして結婚式から夫ベンのレストランオープンに向けての準備に至るまでの新婚生活をエリーが回想していく展開になります。エリーの新婚生活への不安が必要以上に回りくどく感じられ、どたばたが繰り広げられるのですが登場人物が整理できておらず、とても読みにくかったです。しかしフィクションの物語とはいえ、小さな村社会で離婚や別居より夫の死を望む妻がそんなに多いという設定はあまりにも非現実な感がします。

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