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ミステリの祭典

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語らぬ講演者
ネロ・ウルフ 別冊宝石58号掲載

作家 レックス・スタウト
出版日不明
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 nukkam
(2016/09/21 09:05登録)
(ネタバレなしです) 「遺志あるところ」(1940年)の後は第二次世界大戦の影響でしょうか久しく書かれなかったネロ・ウルフシリーズですが1946年にシリーズ第9作となる本書で復活です。既に殺人事件が起きてから48時間が経過したところから物語が開始されており、全てを後追いさせられるプロットは非常に読みづらいです。登場人物も多く、登場人物リストを作って関係整理しないと大変です。ある証拠品が鍵を握り、それを捜索することに全力を尽くしていますが推理による解決要素が少ないのは本格派推理小説好き読者には物足りないでしょう。

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