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ミステリの祭典

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消えた鱈
セーラ・ケリング(脇役)

作家 シャーロット・マクラウド
出版日1991年10月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 nukkam
(2016/09/08 00:43登録)
(ネタバレなしです) 奇抜な状況設定の本格派といえばマイケル・イネスなどのファルス本格派が頭に浮かびますが1984年発表のセーラ・ケリングシリーズ第5作である本書もそれらに負けじ劣らずの作品で、冒頭の「浮かれ鱈の会」場面からして面食らいます。「納骨堂の奥に」(1979年)での悲劇性や重苦しさは本書では完全に払拭されています。なおシリーズ第5作と紹介しましたが本書で探偵役を務めるのはマックスでセーラは脇役的存在です。

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