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ミステリの祭典

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楊貴妃渡来伝説殺人事件
滝連太郎シリーズ 旧題「美貌に呪いあれ」

作家 山村正夫
出版日1991年11月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 nukkam
(2016/09/02 09:04登録)
(ネタバレなしです) 当初は「美貌に呪いあれ」というタイトルで1991年に発表された滝連太郎シリーズ第8作です。中国(唐)の楊貴妃が日本へ渡ったという伝説をよく研究した跡が見られます。これだけでは伝奇本格派推理小説の題材としては弱そうですが第5章で呪いのエピソードを追加して不気味な雰囲気を盛り上げています。残念ながら謎解きには不満点が多いです。登場人物が少なくて犯人の見当がつきやすいのは弱点とは思いませんけど、あまりに安直に成立させているトリックがいけません。動機もとってつけたような感じです。本筋とは関係のない、滝と武見香代子の仲が進展したのが楽しめたぐらいでした(随分と唐突な展開でしたけど)。

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