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ミステリの祭典

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キルトは楽しい
ディタニー・ヘンビットシリーズ

作家 アリサ・クレイグ
出版日1995年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 nukkam
(2016/07/11 01:52登録)
(ネタバレなしです) 1985年発表のディタニー・ヘンビットシリーズ第2作です。このシリーズの面白いところはグラブ&ステークス園芸ローヴィング・クラブの面々の会話や行動だと思います。本書の場合は序盤はなかなか快調ですが中盤からはそれが控えめになり、普通のミステリーになったのがちょっと物足りませんでした。屋根裏部屋の窓から墜落死したかに思えたがその窓は人が通り抜けるには小さすぎたという事件が起こり、フーダニットよりもハウダニットの謎の方に焦点を当てているのが珍しいですが、トリックは拍子抜けでした。ちゃんと鑑識していれば最初からばれてしまうと思います。

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