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ミステリの祭典

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のどを切られた死体
ルドヴィック・トラヴァースシリーズ/別題『首をきられた死体』

作家 クリストファー・ブッシュ
出版日1964年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 nukkam
(2016/05/29 16:56登録)
(ネタバレなしです) 不可解なメッセージと共に送られたバスケットを開けると中から死体が出てくる、1932年発表のルドヴィック・トラヴァースシリーズ第7作の本格派推理小説です。得意のアリバイ・トリックはシンプルゆえに印象に残るし、第10章終わりでトラヴァースに起こったハプニングは非常に面白く読めたのですが、それ以外の部分は進展しない捜査描写が延々と続いて記憶に残っていません。いつものブッシュらしい地味さといえばらしいのですが。

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